Emotion Wave Tech Blog

福岡にあるエモーションウェーブ株式会社のエンジニアが書いています。

アマゾン ウェブ サービス/Asakusa Frameworkセミナーin福岡

今回、Hadoopを使ったフレームワーク「Asakusa」について セミナーがありました。

そもそも「Hadoop」ってなんぞ?? という所なんですが、インターネットで調べると

バッチ処理が速くなる」 「並列分散処理」 「Javaのプログラム」

この辺の単語が共通して書かれてるんですが う~ん・・・分かるような分からないような・・・。

ということで今回参加の目的は 「Hadoop」って何か説明を聞きに行くことにしよう・・・ という、 参加者の中ではおそらく最低レベルの目標を胸に参加してきましたよ。。。

セミナーは2部構成で 前半は「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」についてのお話。 私知らなかったんですけど、 アマゾンってショッピングサイトだけじゃなかったのね・・・。 ものの5分ほどで必要なときに必要な数のサーバーが立てられ、 堅牢なセキュリティで守られて、 3拠点へ自動的にバックアップが行われ、 そして金額安いです。 はい、お得! という話。 話を聞いた後、思わず私もサーバー立てようかと思いました。

確かに凄い。 裏の仕組みとか実際に運用してる人の事を考えると、 頭おかしくなりそうな感じですけど ほんとに凄い。 クラウドの理想型って確かにこういうことだよね、と思います。

そして後半は「Asakusa」の説明。 AsakusaというのはHadoopをベースにしたフレームワークで 複数のサーバー上を使って処理を高速に並列実行させることが得意 ということなんですけど フレームワークということで、中身についてはあまり説明はありませんでしたが ブラックボックス的な感じかなぁという印象。 特に仕組みを知らなくても、既存の処理をマイグレーションでき 処理によっては大幅な処理時間の短縮が見込めるというものですね。

話のオチとしては前半に説明のあったAWSとの組み合わせが最強、 ということになるのですが 動的にサーバーの数を増減できて並列処理を行わせることが可能という点で AWS一択になるんでしょうね。 コストを気にしなければ自社で大量にサーバーを用意すれば良いわけですがそんな訳にはいかないのがほとんどだと思いますので。

リスクについて説明がなかった(当然?)ので物足りない部分は若干残ったのですが 話の通りだとすると、 世の中の基幹系の仕組みが全てこれに取って代わる日がくるんじゃないか?とすら 思った今回のセミナーでした。

まぁきっと何か落とし穴があるに違いないでしょうが

レガシーシステムからの脱却、という課題がある中で

この辺の技術が進歩してくればオープン化への転換もスムーズかもしれないですね。